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当協会について説明しているウェブセミナー動画です。
絶滅寸前! 一人の職人が一本の眼鏡を作る。
江戶時代から続く伝統技術を広く伝えたい。
はじめまして、眼鏡職人の仲⻄正義です。福岡市で 90 年以上続く仲⻄眼鏡店の代表をしています。
私は眼鏡屋の息子として幼少の頃から眼鏡に触れ、職人の祖父から技術を学び、
今では数々の有名人や著名人の眼鏡 を手掛けさせてもらっています。
多くの国産眼鏡フレームは、福井県で作られているというのは有名ですが、
そのほとんどの工程は、別々の会社が受け持つ分業で、いくつもの会社を巡り
1 本の眼鏡ができあがっているということはあまり知られていません。
私は東京の江戶職人から眼鏡の手作り技術を学び、一人で一本の眼鏡を作っています。
ですが眼鏡の手作り技術を使い作り続ける中で今、大きな問題にぶつかっています。
それは"一人で一本の眼鏡を作ることができる職人"が日本からいなくなり、絶滅寸前ということです。
皆さんは、江戶時代から続く伝統技術で外注に頼る事なく一人で眼鏡が作れる職人が、
日本に何人いるのかご存知でしょうか?
私を含め、たったの 3名です。うち 1 名は完全引退、もう 1 名は間も無く引退。
280 もの工程を経て眼鏡を作ることができる職人は、実質私一人となり、
技術を伝えることができる最後の伝道師 になってしまいました。
眼鏡作りに興味がある方にぜひその伝統技術を引き継いでもらいたい!
世代交代の際、強い眼鏡店を残す一つの手法として取り入れてもらいたい!
自社コレクションが作れる環境を作り、ブランドに負けないお店を作ってもらいたい!
そんな想いで一般社団法人 日本独立眼鏡職人協会を立ち上げました。
そして眼鏡作りの伝統技術を継承するため、「職人教育プログラム」をスタートします。
「眼鏡業界変革の時代」業態毎の変革の特徴と、ネットの普及で
今後の眼鏡業界が大きく変わる
プライスショップは芸能人起用でイメージとクオリティを上げて、今後もさらに伸びてくる市場です。
大手チェーン店はセレクトショップ化をする事でイメージと単価を上げ、店舗数と持ち前の資本力で
レンズ単価を下げ眼鏡市場の中心となろうとしています。
また、ネットでは手に入らない物がなくなりつつあり、アマゾンでは返品保証もついている。
ヤフオクは広告宣伝として使っている企業が多いため、良いものが安く買え
メルカリでは中古でも高く売れると一般ユーザーがネット市場に参入しています。
大手ブランドは都市部に直営店を出し、地域のフラッグショップとして出店するのが主流になりつつあります。
そんな直営店は、私たちが苦労して時間をかけて作ったファン顧客を一気に奪っていきます。
そんな厳しい時代を生き抜くべく既存セレクトショップと眼鏡専門店は今、
大きな変革の時期を迎えています。
百貨店でさえブランドの価値観が変わり変革の時代にきています。
今、DC ブランドの売り上げが伸び悩んでいます。
その理由は “高額で高品質は当たり前、
しかし私の好みを知っ た上でサイズ変更などのカスタマイズ出来ないのであれば所詮、既製品” という事。
今までは「ブランドを所有する事に満足していた」時代から
「私の好みを知っている人に合わせてもらい、誰から購入するか?」という時代へと移り変わっています。
今後、手作り技術がセレクトショップや
専門店にとって、いかに重要となってくるのか?
2000年以降、急速な進化を遂げる携帯市場とインターネットの普及、
多様化されたサービス、大量生産大量消費。
有名ブランドは大手メーカーに買収され、新しくブランドを導入する際、
お店に掛かるリスクが高くなっています。
何が売れるか? どのブランドが売れるか? どの形が売り易いか? で選ぶ時代は終わり、
お店やオーナーの個性と独自のサービスで顧客から選ばれる時代へ変わっていきます。
そんな難しいセレクトをしなくても、
近隣に同じブランドを抱える競合店が出来たとしても、悩む事はありません。
オーナーの好みで眼鏡を作り、自社コレクションをブランド化する事でファン顧客を着実に獲得し、
ここでしか買えない、あなただけのコレクションを作ればブランドに左右されないお店造りが出来る。
そう、手作り技術こそが今後、眼鏡業界や個店にとって重要になってくる専門技術なのです。
学びたい人と共に伝統技術を守り伝えていく。
職人教育プログラムをスタート。
このプロジェクトは、これからお店に導入したいオーナー様、職人になりたい方やアパレル業界も含め、
ものづくりに関心のある人が、伝統技術を学ぶことができるオンラインの職人教育プログラムです。
本格開始は2021年4月を予定していますが、申し込み順に受付を開始し、
地域毎に定めた定員に達したエリアから募集は締め切らせて頂きます。
私が今まで培ってきた伝統技術をパッケージ化し、莫大なフランチャイズ費用を掛ける事なく
お店の規模や作りたい本数に合わせて、月々のライセンス料を支払う事で
無理なく続ける事が出来る様にしています。
江戸時代から伝わる眼鏡作りの伝統技術は280工程あり、そのほとんどが手作業です。
そのため、習得まで1万時間かかるとも言われています。
1日6時間、週休二日で学んでも6年と3ヶ月かかる計算です。
職人教育プログラムは大きく分けて4コースあります。受講者の作りたい本数に合わせてコースが選択でき、コース毎に教材が分かれておりテキストや画像、動画を用いて眼鏡作りのノウハウやコツを伝えていきます。
職人プログラム詳細はこちら
職人プログラムお申し込みの方はこちらから
サポートメンバー
協会のメンバーとサポートメンバーの紹介。
Masayoshi Nakanishi
Founder & Co-Director
日本独立眼鏡職人協会 代表理事
仲西眼鏡店 代表
幼少時、メタル職人である祖父から手解きを受け、14歳で眼鏡修理を手掛ける。
10年前、江戸前の手作り職人に師事。現在では芸能人やアパレルのオリジナルコレクションを手掛け、個店では珍しい月産130本の眼鏡を作っている。
今まで培ってきた自身のノウハウを公開する事で、全国の眼鏡専門店に新しい風を注ぎ、モノ作り日本の再建を目指しています。
Shinsuke Mano
Craftsman & Business Advisor
真野眼鏡 代表
吉祥寺に店を構え、店内で手作り工房を併設。
東京都内で本格的に工房併設店舗を作った先駆けのお店。
現在では、独自の感性で新たな眼鏡を開発中。
Kouji Morita
Craftsman & Technical Leader
Mクラフト代表
フレームの産地福井県に工房を構え、長年の経験と人脈で福井県内の工房を熟知。フレーム製造やパーツなどテクニカルな分野で定評がある。
KASSOオリジナルフレームも手掛けるなど、多岐にわたって活躍。
Kouji Kamibayashi
Craftsman & Tokyo District Teaching Leader
TOKYO LAST CRAFTSMEN 4代目代表
33歳の時に眼鏡店に勤めながら先代に弟子入り。以後14年間、先代の基で学び、東京で1人の職人が手仕事により、1枚のプラスチック生地から1本の眼鏡フレームを製作する「江戸づくり眼鏡」と眼鏡テンプルの製法「芯張り」を継承。2023年、四代目となり先代の教えを胸に、新たな時代においても工房の伝統を守り、独自の足跡を刻んでいきます。
お店に合ったプラン作り
お店の規模やオーナー様の目標に合わせてコースをご用意しています。
一月に10本ぐらい作りたい!
30本前後作って利益率を良くしたい!
月100本OEMも受けれる体制を整えたい。そん なご希望にお答えします。
優秀な講師陣とサポート
全国の優秀な講師陣との提携により
定期的に開催されるワークショップや
セミナーで分からない所を徹底解明!
個別サポートも充実しているので
安心して無理なく始めることができます。
エリア毎にリーダーを育成
各都道府県にリーダーを設け、市区町村のメンバーを教育。遠方まで出向かなくても近隣のエグゼクティブメンバーに近い距離で教えてもらえる環境を整えていきます。